基本的にひと月に1度の活動を計画しており、これを「年間活動」と呼びます。
年間活動では子どもたちに、ものづくりや身体を使った体験の場を提供し、
アトリエちびくろの学生がそれに付き添い活動を盛り上げています。

子どもたちは段ボールや布・絵の具やカッターなどを使って工作し、学生は道具の使い方をはじめ、
アイデアの模索を手伝うなど子どもたちを教育・サポートします。
基本的に武蔵野美術大学鷹の台キャンパスを会場に活動していますが、
近辺のキャンプ場などに赴き野焼きやバーベキューを楽しむこともあります。

 


アトリエちびくろは、毎年の武蔵野美術大学芸術祭にも参加します。
3メートルを超える高さの大きな山車(だし)を学生が製作し、子どもたちはオリジナルの衣装をまとって山車と共に校内をパレードします。
ムサビの中央広場では山車を中心に、楽しく遊びながら来場者へむけてパフォーマンスをします。
2013年度は戦国時代をテーマに二つの国に分かれ、城を奪い合う綱引きゲームをしました。

 


毎年夏休み・春休みの期間の年二回、茨城県笠間市岩間の「岩間第一分校」を会場に、
年間活動の東京の子どもたち(東京っこ)に加え、地元・岩間の子どもたち(岩間っこ)を呼び
春・夏の図工教室を開催しています。

元は小学校だった施設の岩間第一分校に滞在し、一週間前後の期間子どもたちと生活を共にしながら、
年間活動と同じくものづくりや運動を体験し、東京ではできない特別なイベントを楽しみます。
岩間第一分校は水道の一部は井戸水を利用・台所のコンロを除く全ての火の元は薪・かまどを使うなど
現代では殆ど利用する機会の無い設備を使い生活します。
子どもたちは言うまでもなく、大学生もまたこれらの古い設備の利用を経た貴重な体験を楽しんでいます。

 
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